夏の海、焚き火と花火

先月帰省した。高校からの友達2人が空港まで迎えに来てくれたから、ご飯を食べてからドン・キホーテで花火のセットを買って、花火が禁止されていない海に向かった。車中では私のテンションが上がりっぱなしで久々のマシンガントークかましてしまって申し訳なかったが、2人ともずっと楽しそうにしてくれて……優しさに感謝する他ないおじょうだった……。最終的には「うるさかったら……我慢して!!」と言い放ち、気が済むまで元気一杯でいさせてもらった。大人の振る舞いではなかった。本当にありがとう。この場を借りて感謝申し上げます。

海に着く頃にはすでに日が落ちかけていたのだけど、花火なのだからむしろよいのでは!?と夜遊び経験のない私は更にブチ上がった。セットを購入したときに一瞬迷ったロウソクはやはり準備しておくべきで、悩んだ結果流木を焚き火にした。全然火が上がらなくて参った。最終的には花火を直接焚き火に突っ込んでいたけどやっぱりだめだった。無計画。

それからどうしたのかというと、完全に日が落ちて夜になって、それでもアラサーの3人ではしゃぎまくった。セットについていたシャボン玉で遊んだり、写真を撮ろうとしたら動画だったり、股間にカナブンがとまったりした。箸が転げても楽しいお年頃リターンズという感じで、外で遊ぶことがこんなに気分がいいなんて知らなかった。

これはただの日記なのでオチはないけれど、30歳になってもなお、お酒のいらない遊びに全力で付き合ってくれる友達が私にもいるのだということ、とっても勇気と希望を感じたので絶対残しておきたいと思って書いた。

ちなみにホテルでアフタヌーンティーをする友達は私にはいない。というかみんな多分誘ったら来てくれるけど、花火とか原稿合宿とかしてる方が楽しいんだもの。できたらずっとこういう風に過ごしたいな、と思っている。